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店舗ドクターは常に適切な診断を心がけるのでRの巻

更新日:2月22日



小生の職業は店舗ドクター。

名前は店舗ドクターテツ。


8月某日、小生の携帯がなる。


仲間でもある新丸子の焼き肉店オーナーからである。

「エアコンが壊れたみたいで、至急対応とれませんか?」


これからすぐに?


しかし、すでにお店は営業時間。

明日の営業前が最短にて訪問。


店舗到着、早速確認調査。

リモコンにはすでにエラーメッセージ (H03)東芝製。


ネット検索の答えは、

(室外機が回転しない)の内容

これは初めてだなあ!



施工前の室外機
施工前


もう、この場合は職人さんに診てもらうしかない。

「室外機が回転しないというエラーメッセージが出ていますので、職人さんに診てもらいます」

と伝え、職人さんに連絡すると明日の営業前に訪問可能との回答。



通常のエアコン専門会社の営業マンであれば、ここで一旦終了となる。

壊れているのが明白であり、職人さんの確認が必要だからである。


しかしながら、店舗ドクターの仕事は営業だけではない。


ドクターである。


つまり、壊れていることの原因と解決は職人さんに診てもらうとして、

他に原因と問題がないかを診ることが診断なのでRからして、

その作業に入る。


①現状のエアコンの馬力が適正か?

 →既存4馬力エアコン(焼き肉店のこの空間にしては小さいなあ?)


②室内の大きさ?

 →約27㎡。

 →部屋の広さ 27㎡ × 焼き肉店必要カロリー600 / 2000カロリー(1馬力)=8馬力


この段階で、理想の馬力の半分しかないことが判明。


③換気状況

 →客席換気扇の風量測定

 →客席の給気ファンの風量測定

 →焼き肉店テーブル上の排気ダクトの風量測定

 →厨房の排気シロッコファンの風量測定

 →厨房の給気ファンの風量測定

 


本来はこれを調査測定するのだが、

実は2か月前にコロナ禍の換気調査として、測定済なのでR


 排気量総計 1952.6㎥/h

 給気量総計 1728.0㎥/h


これは28名収容のお店としては充分すぎる換気量であり、排気と給気のバランスもいい。


当然、厚生労働省の必要換気量の基準をはるかに上回っている。






コロナ対策としては完璧も、

エアコンの効率は下がる

故、エアコンに於いて換気が重要なのかを、誰でも理解できるように説明すると、


・もしお店の窓を全開にしてエアコン温度設定を23℃にした場合

・もし窓を全部閉めてエアコン温度設定を23℃にした場合


以上を比較したら、エアコンの効き方は同じですか?

そうです。当然窓を全開にすれば同じ温度設定23℃でも冷えにくくなります。


つまり、換気がどれくらい出来きているかを

エアコンの効率に加算しなければならないのでR。


④ヒアリング(ここが意外と重要)


聞けば、元々壊れる前もそんなに涼しくない。かつ、厨房の中は火力をほとんど使用しないとはいえ、エアコンがないので暑かったとのこと。



以上②③④から、もし交換が必要な場合の提案は、

適正エアコン馬力 10馬力 で、

厨房に分岐チャンバーにてエアコン吹き出し口2か所設置する



これが、今回の小生の解答。

ここで本日の任務終了。



さて、翌日の職人さんの調査。


換気対策,エアコン,室外機
施工後


回転しない室外機にて、メガテスター検査するも、

圧縮機が焼き付いた状態にて作動せず。



エアコン年数古いことも考慮し、

エアコンの交換工事を提案する報告書を提出。





オーナーによれば、

「居抜き物件で設備は何もしていない。」

「前のお店も焼き肉店だったので、そんなに馬力が小さいエアコンだとは思わなかった。」

「借りて初めての夏に壊れてしまって、交換するしかないですね!」



当然、4馬力より10馬力ではエアコン本体の値段は高額になる。


それでも小生の提案を理解してくれて、

「次回の定休日に工事お願いします」

ということで工事注文。


施工後のスタッフのことば

「涼しいです。これなら業務に支障ありません」



この一言が、小生の明日への活力!


エアコンのない厨房で奮闘する新丸子の焼き肉店に

店舗ドクター見参。


この対応のインタビューはこちら



店舗ドクターは常に適切な診断を心がけるのでR。


実績ページはこちら:店舗ドクター

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