2者択一で改善を図る。
経験が長くても難しい判断を迫られることがある。
20年営業の居酒屋を居ぬきで借りた居酒屋物件だ。
渋谷の駅前で好立地。5月オープンの7月に問題が起こる。
「エアコンが効かない。こんなに暑いならもう来ないと言ったお客さんもいます」
急いで何とかして欲しい!悲痛な叫びが届く。
調査すると、営業前は涼しいが、営業後に全然効かなく感じる。35㎡の広さに10馬力で能力には問題はないも、確かにそれほど冷たく感じない風力。完全に室外機のコンプレッサーが20年使用で弱っている。
それだけではない。厨房の排気ファンも弱い。機械の能力は十分もダクトが小さい為あまり排気を吸わない。
更に、今回増設した卓上コンロでは、おでん、煮込み、焼売など蒸気を発するものばかり。
理想は、ダクト交換と排気ファン交換で更に新しいエアコンに交換すること。ところが出店したばかりで、両方の費用は厳しい。最低限の費用で何とかして欲しいと。
排気優先かエアコンか?一般の人ならエアコン交換でしょ!と思うところ。
でも営業前に全然涼しいということは、やはり、卓上コンロからの熱と満席20数人の熱が一番の原因である。エアコンを交換しなくても排気が改善されれば解決出来るような気もする。
最後の判断は、排気ファンダクト工事はエアコン交換工事の約2倍の費用ということである。ここはエアコンを新しくして、熱を黙らせる方法を選択。
結果「全然涼しいです。ありがとうございます!」の感謝。
でも排気ファンもやがて改善しなければならないことは明白なのでR
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