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【エピソード07】進化させる最適な接着方法

この業界の弱点の一つに業種間の情報交換や技術の交流がないことがある。


今回は、事務所のエントランスの壁をケイカル板にして、その上にアルミ複合板をR面含めて貼るという仕事が私のところに舞い込んだ。



施工を何屋さんにお願いするかもさることながら、どの接着剤で貼るかもポイントである。今回は信頼の大工さん選定で、接着剤は店舗ドクター一押しの「㈱サンゲツ WH」


この接着剤は基本、床工事の立上垂直面用の接着剤。つまりは、仕上工事の通称床屋さんが使うものである。


しかしながら私は、アルミ・スチール・木製・パネルなどあらゆるものをこのWHで施工している。理由は簡単。強力な接着力。そして何といっても水性であること。


両面テープとコーキング材。コンクリートボンド。速乾ボンド。ウレタン糊。など通常各施工者が使うものは全て溶剤。つまり産業廃棄物の扱い。火気厳禁では使えないものばかり。ましてや万が一剥がしたいときは、下地事剥がれてしまうものばかり。


今回施工上の問題で貼り替えしなければならなくなり、少しずつ接着された糊の部分にカッターを入れ少しずつ広げていき、10cm以上広げたところで、優しくアルミ複合板を剥がしてみる。



すると、糊が糸を引きように延びながらパネルが少しずつはがれだす。数分後にはケイカル板に糊、パネルにも糊が付いた状態で綺麗に剥がれた。ケイカル板を傷めずに剥がせることは通常皆無。1mあたり10kgの超重量スポーツジムマット腰壁貼りももちろんWH


更に、最も困難とされる石膏ボードの石膏にもこの接着剤は接着できる。

このことを知っているのは多分私だけなのだ。


進化とは常にチャレンジの先にあるもの。

但し、この接着剤の施工には重要な注意事項が一つある。それは・・・なのでR

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